自己紹介

初めて自分で石けんを作れると知ったのは大学生の時だったでしょうか？前田京子さんの本を読んで、こんな素敵な石けんを作る心のゆとり、すっきりと暮らすことができたら、と憧れたものでした。ただ、その時は苛性ソーダがまだ若かった私にとって、とてつもない危険物に感じ、これで何かあったら大変だ、と、それ以上は踏み込まなかったのです。

それから何年もの月日が経ち、オーガニック、ハンドメイド、スローライフ、環境に優しい、という分野に興味関心が薄れることがなかったある日、本屋さんで偶然手にした小幡有樹子さんの『はじめての手作り石けん』が、私を手作り石けんへの道へと歩を進めるきっかけになったのでした。小幡さんこと、Taoさんの飾りない文章、自然体なスタイル、何もかもが私を惹きつけてやみませんでした。

また、２０歳過ぎから私を悩ませている手湿疹の改善にも良さそうということ、当時、4歳だった娘の肌が乾燥で荒れてしまうということも悩んでいたので、しっとりした洗い上がりの手づくり石けんを使うことは良いことにしか思えませんでした。

石けん作りを始めてからまた月日が経ちましたが、夫もイボが出来やすい肌質で定期的に皮膚科に通っていたのが今では通う必要もなくなり、娘の肌も私の手湿疹も劇的に改善されました！

肌にとって良い、ということだけではなく、使う油や、香り、デザイン、クレイなどのオプション、石けんを構成する色々な要素が全て私にとっては魅力的で、好奇心を駆り立てて止まないのです。

（一社）ハンドメイド石けん協会認定ジュニアソーパー

銀座スタジオエス 花キャンドル認定講師